ＦＣＩアジアインタードッグショー

４月に入り、４・５日と東京ビッグサイトにて
日本最大級のドッグショー（展覧会）が行われました。
去年に引き続き、今年も透風の長男坊『日向』がチャレンジしてくれました♪

その日向が、「２００８年ペディグリーアワード受賞」の受賞犬となり
Ｕさんと日向の日々のチャレンジに、深く深く感謝致します！

受賞犬達の写真が、パネルになって張り出されるので
もし来場したら見てね！とＵさんに言われて居たのですが
残念ながら行けなかったので・・・頂いちゃいました♪
カラーで頂いたのですが、セピアの方が解りやすいので加工しました～
クリックで大きくなります^^


（　Special Thanks :  B-Family　）

同じく他犬種でペディグリーアワードを受賞した知人が
その賞に関してＪＫＣに問い合わせたところ、ペディグリーアワードとは、
その犬種に対して「向上に貢献」した個体に対して与えられるそうです。

Ｕさんと日向が、とにかくチャレンジし続けてくれている事。
たった１頭の出陳だけれども、走り続けてくれていた事。
去年、アジアインターの大舞台にチャレンジしてくれた事。
そして、これからもチャレンジし続けてくれる事。

私はその事だけで胸がイッパイです☆

去年は日向のみの出陳だったのですが、良い刺激となったのか
日向よりも若い個体ですがチャレンジドッグが増えたのです～☆
今年はオス２、メス２の合計４頭の出陳となりました。
これは日本テリアの歴史としては、とても大きな出来事であり
また、とても嬉しい出来事でもあります。

Ｕさんが日向とチャレンジして、活動してくれたからこそ、
今回のアジアインターの出陳数になったのだと思っています。

「日本テリア」と言う犬種は、絶滅でもなく幻でもない。
ＦＣＩアジアインターは、それを大勢の人に示す事の出来る最高の舞台。
「今年は４頭の日本テリアが出陳される」という情報だけで、
何頭もの日テリ達が、会場に駆けつけ集まったそうです。
たとえ小さな犬であっても、たくさん集まれば大きな輪になる。

自分は財政的に出陳は出来ないけれど、来年はもっと増えると嬉しいな。
そして来年こそは、自分もその会場の日テリの輪に居たい。

１人１人の意識で、日本テリアの明日が変わる。

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【　ひとりごと　】

ショーには、どうしても勝ち負けが着いてしまうけれど、
私としてはあまり勝ち負けを重要視していない。
あ、スタンダードなんて要らないって言ってる訳ぢゃないですよ。
スタンダードは種の固定化＆保存の目的として、
必要不可欠な要素ですから～☆

確かに勝ち上がる事は嬉しい事だけれど、
勝ち上がれない事は残念な事だとは思ってない。

ショーチャレンジには、人それぞれの目的があるとは思うけれど、
その種を愛しく思い、大切に想う事。
私は一番これを重んじて居たいだけ。

種を「深愛」する

ドッグショーはスタンダードと言う「理想」を基準に審査される。
でもスタンダードはあくまでも「理想」であるから、もちろん「幅」が生じる。
でもその「幅」を設けないと、その種は絶滅してしまう。

私は方程式なんて当てはまる事のない、この繁殖と向き合い
スタンダードの枠や幅から外れないように
日本テリアの保存を続けて行きたいと思っています。

その為には・・・精進あるのみっ！

日本テリア万歳っ！

道犬の展覧会 ＝ラスト＝

会場で１番釘付けになったのが、
この１頭の白の道犬。


え？なんでって？

へぇ～い！ねぇ～ちゃぁ～ん！
オイラと鮭さ食わねぇ～かぁ～？
と、ナンパしてくるんです～♪ってのは冗談で、


この子、カイ君に負けず劣らず！
かなり「きゅーと」で「ぷりちー」なキャラクターなんです～

それは、これだっ！


１

２

３

・

・

・

誰かこねぇ～かなぁ～？


来た来たっ！なんかちょ～だいっ！


ねぇねぇ！なんかちょうだい！


なんならこっちだっ！
ちょうだいっ！ちょうだいっっ！！


と、こんな感じで、誰かに催促をしてましたｗ
そして・・・この子は、世界のナベアツだったんです☆
 

道犬の展覧会 ＝番外編＝

生まれて初めて見る道犬の展覧会には、
生まれて初めて見る物がたくさんあった＾＾


【　道犬のステッカー　】
ちゃぁ～んと、天然記念物って書いてあって、
しかも、保存協会の名前も入ってた＾＾
協会で作ってるステッカーなのかな？？




【　専用クレート？】
バリケンは殆ど見なかった気がする＾＾;
みんな、このお手製？のクレートで輸送しているようでした。
新品のやつもあったりで、とっても新鮮でした☆



そして何よりも驚いたのが、犬を待機させている時。
上の写真のように、クレート待機かと思いきや、
殆どの子が専用の繫留器具にて・・・繋がれて居た（＠＠）



しかも・・・お手製？！
色んな形や大きさがあって、個性的なのもあった＾＾
協会でも販売しているのかな？
こんなのもありました☆
見えるかな？「北海道犬」って書いてあるの＾＾



こんなに居たら、迫力も違います～！



この繫留器具に繋がれてる子も居れば、
車に繫留されてる子も居た☆
夏場は日陰になって良いね～＾＾



そしてこの会場には、シロクマ？が居たんですｗ
ふふふ～♪


つづく・・・


日本犬の素朴さに・・・ぽっちん

 

道犬の展覧会 ＝系統？＝

北海道犬を見てて感じたのは、容姿のバリエーション。
色はもちろんの事だけれど、顔が２つのタイプにハッキリと分かれ、
その中間的な顔も居たように思えた^^

【　キツネ系の顔　】


【　タヌキ系の顔　】


【　中間？の顔　】


因みに自分がイメージしていた道犬の顔は、
３枚目の中間的な顔でした^^;

さらに、骨格バランスも２つに分かれていたように感じた。

【　がっちりとした体　】


【　シャープな体　】


その他、尾の巻き具合や、毛量も色々だった。

この子は、まだ若いのかなぁ？
右足の関節が弱いらしく、
時折、ビッコを引いて歩いていた。


この子のように、耳の大きい子も居た☆


こやって見てると、本当に面白い^^

カイ君の影響で、どのくらいの道犬が増えたんだろう。。。
でも、欲しがるのは「白」なんだろうなぁ。。。
危険な繁殖が起こりませんように(>人<)

日テリは繁殖の出来る個体数が少ない上に、
固定化が不安定な状況な為、容姿のバラツキが大きいと思う。
これを固定化させるには、至難の業かも知れない。

でも・・・不可能ではない！！

今年は何頭くらい登録されるんだろう。。。
透風っ子も、年内に登録する事になるので、
血統書が届けば、おおよその検討は付くでしょう。

透風の後に、誰かお産してるのかなぁ。。。

知名度上がれっ！日テリぃ～ん☆


 

道犬の展覧会 ＝展覧編＝

獣猟と同時進行で行われていたのが「展覧」。
骨格のバランス・骨量・サイズ・歩様を審査していたと思います。

スーツ！スニーカー！磨いた犬！でピリピリムードのJKCの展覧会とは違い
長靴！帽子！ジャージ！でアットホームな雰囲気の会場は
何もかも初めてで、とっても新鮮でした^^

幼犬？若犬？の部

こぉ～んなにちっこくても、堂々と歩いていた^^
３ヶ月くらいかな？めんこちゃん^^



とってもナチュラルな審査光景^^
（赤いズボンのおじさんのキャラは凄かった^^;）



まだ、あどけなさがタップリと残る。




成犬？の部

勝者は丸く書かれた白線の中でポーズ。
決まってるぅ～☆



この個体は雄の勝者・・・だったかな^^;？
ハンドラーへ記念品を渡そうとした人に、
ガウガウっ！て飛びついてたｗ
その血の気が、熊に注がれるのね^^



この展覧会は、もっとシッカリと時間を作って見に来るべきと思った。

「なんでだろう？」と思うたくさんの場面に遭遇し、
審査を見ながら自分なりに考えてみたりした。
でも、結局答えは見つけれずに帰宅^^;

また来年、時間を作って見に来ようと思う。
その時には、何かが見えるといいな。

明日は「番外編」をアップしますね^^


頑張れ！日本犬！！